実はこんなものもあった、切手のあれこれ

未発行の記念切手も在るのをご存知?

日本切手の中には戦争や震災などにより現存数が少ない切手が在ります。また、関東大震災により発行予定になっていた切手が消失してしまい、発行が行われなかった切手も在ります。但し、この切手は発行中止になっているのも関わらず、極僅かではありますが現存しているのです。 この切手は明治天皇の銀婚式をお祝いするために発行される予定だった記念切手で、明治銀婚と呼ばれています。 南洋諸島でも販売を行うため、事前に日本から送られていたのですが、国内に在った切手の大半は消失してしまったのですが、南洋諸島に送られていたものが残ったと言う事です。 尚、明治銀婚の記念切手は1銭5厘、3銭、8銭、20銭の4種類が発行される予定になっていました。

普通切手に加刷が行われた切手

戦争や震災は切手にも大きな歴史を与える事が在ります。大正12年11月に発行予定になっていた明治銀婚の記念切手は関東大震災が起きたことでほとんどが消失してしまい未発行となりました。 また、戦争中の通信用切手が発行されたことも切手への歴史を作り上げた事実の一つです。 軍事切手は朝鮮や中国、南洋諸島に駐屯していた陸海軍下士官兵に対し、毎月1人2枚の割合で交付されていた切手で、切手の中央には軍事と言う2つの文字が記載されているのが特徴です。 尚、この軍事切手の図案は郵便局でも購入が出来た普通切手の菊切手、大正白紙、旧大正毛紙、新大正毛紙などに文字を加刷したもので、軍事と言う文字が記載されているのが特徴です。